冬のはじまりのこの時期、台北は小雨の毎日となります。最低気温も15℃前後まで下がり、体感的にはもっと寒く感じるので、コートを着る人も珍しくありません。その中で今年初となる和牛すき焼きを食べました。振興五倍券やお店の割引券を使って食事をしたのですが、メニューやサービス内容対比のお得感があり大満足でした。
さて、この度弊社グループ企業のベーカリー事業を行う仁美愛天空(股)(BFF FOOD MANAGEMENT Inc. “BFF”)は経済部(日本の経済産業省に相当)中小企業処が主管する小型企業研発計画(”SBIR”)に採択されました。
SBIRは90年代から中小企業の商品や技術革新を後押しする目的で取り組まれており、複数年度にわたる支援を受けることもできるプログラムです。台湾政府から中長期にわたる支援により研究開発に継続して取り組むことができ、多岐に渡る産業で具体化事例があり、今回は6産業から18社が採択されました。https://www.sbir.org.tw/news/news_content?id=9519&page=1
BFFの取り組みは、主に台湾の果物をはじめとした農産品や原料と組み合わせたねこねこ食パンの商品開発です。日本の優れたデザイン性や商品と組み合わせた多岐にわたるニーズへの対応、人材を育成しながら台湾企業などと連携し、ねこねこ食パンのアジア展開や日本への逆上陸も目指しています。
SBIRの準備にはコロナ禍にあり1年弱かかりました。
この準備を通じて私が特に良かったと思っているのは、台湾の中で製造、店舗、販売、管理(人事、会計、財務)などの各部署が一丸となり、同じ目標に向かって機動的かつ的確に行動できたことです。
この連携プレーによる新たな商品開発、販売ネットワーク拡大、異業種連携を行って参ります。
成長を続ける”台湾ねこねこ”にどうぞご期待下さい。
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